ただ
求められたかった
愛して欲しかった
好きになりたかった
涙を流す意味を知りたかった
ただ
独りじゃないって
言って欲しかっただけ
その言葉を聞きたくて
孤独でいることを望んだ
誰かの注意を引いて
私 を見て欲しかった
そんな外見じゃなくて
本当の私 はそんなじゃないと
見て欲しかった
いつまで待てば
夢に見たあの言葉を掛けられるの
孤独じゃない、という響き
聞こえてきたのは
いつまで待ってるの
声を掛けたのは孤独の中の
本当の私
自分の他に
誰も自分を愛してないのだと
嘲笑った
自分は私を愛してると知った
喜び
さらに深い孤独へ
足を踏み入れたとは知らずに
自分だけを愛した
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